現地の人が大変だ

中国の反日抗議デモが盛んですね。
昔オーストラリアに遊びに行ったときに、広東出身のジュ・ディンタオ君とお友達になりました。
歴史問題など、話の隅にも上りませんでした。
今彼はどうしているのでしょう。確か私と同い年のはずです。
彼もこのニュースを聞いているとは思いますが、何を感じているのでしょうか。
ひょっとすると、デモに参加しているのでしょうか。
私は彼に親切にしてあげましたし、もちろん彼にもいろいろ助けられました。
われわれ日本人の祖父母の代が、中国に酷いことをしたのは揺るがない事実です。
戦争の目的が何であれ、無辜の民を一人でも殺してしまった戦争に正義はありません。
否、いかなる戦争にも正義はありません。
でも、その過去と結びつけて国連安保理常任理事国入りに反対したり、
尖閣諸島の領有権問題や、排他的経済水域の問題を持ち出すのは、言いがかりだと思います。
ましてや大使館や日本人の商店を破壊することなど、やっていいことではありません。
日本人も何人かが中国大使館にちょっかいをかけているそうですが、大人気ないことです。
よもや戦争にはならないとは思いますが、早く丸く収まってほしいものです。