フランス国歌を誤訳していた

春休みでよっぽどヒマなのか、ついついフランス国歌を和訳してみたりしていました。
第二外国語にフランス語を選択していたので、こういう暇つぶしが出来るのです。
で、何を間違えていたかというと、歌詞の所有格代名詞が二人称複数のところを一人称複数で誤訳していたというきわめてどうでもよさそうな間違い。
私が参考にしたサイトがそもそも間違えていたらしく、念のために見た別のサイトと菓子が違っていてびっくり。
とりあえずフランス政府のサイトで確認を取ったので、以下の歌詞は間違っていないと思います。和訳の間違いはご容赦を。

“Allons enfants de la Patrie, le jour de gloire est arrivé !”
いざ祖国の子孫よ、栄光の日がやってきた
“Contre nous de la tyrannie, l'étendard sanglant est levé,”
私たちに、圧政者の血塗られた旗が掲げられた
“L'étendard sanglant est levé,”
血塗られた旗が掲げられた
“Entendez-vous dans les campagnes mugir ces féroces soldats ?”
野に響く獰猛な兵士たちのうなり声が、お前たちには聞こえないか?
“Ils viennent jusque dans vos bras egorger vos fils, vos compagnes !”
奴らは子や妻の首を切りに、あなたたちの元へとやって来ているのだ!
“Aux armes, citoyens, formez vos bataillons,”
武器を取れ、市民たちよ、隊伍を組むのだ!
“Marchons, marchons ! Qu'un sang impur abreuve nos sillons !”
進もう、進もう、奴らの不浄なる血で我らの田畑を潤すために!