他人に教える

一年間バイトも何もせずにひぐらしほうけていた私が、何を思ったのか家庭教師をすることになりました。
とある伝手で紹介してもらったお宅の子供。
ご注文は「某公文で学校の少し先を進んでいるので、さらにその先をやってほしい」
安請け合いしましたが、近所の本屋で参考書を探して頭を抱えちゃいましたよ。
学校はまだ一学期ですから、その子は学校では教科書の前半を進んでいるわけです。公文さんでは後半に入っているのです。さすがに3箇所同時進行はきついでしょうから、私としては公文さんの応用編ぐらいを進めたほうがよさそうです。しかし、参考書は応用編に入ると軒並み受験問題に突入します。こういう問題はえぐいですし、家庭教師見習いの私はまだ遠慮したほうがよさそう。
じゃ、次の学年の簡単なところからやってみるかというと、なんかそっちの参考書はタイトルが気に入らない。「やる気の××」とか「授業に追いつく○○」みたいな、後ろ向きなモノばかり。「自由自在」とか「応用自在」みたいな揺るぎのないタイトルで基礎を学べるいい参考書ってないものですかね。背伸びしてる感も払拭したいですし。あまり応用的な参考書だと、一つ上の学年のことを私ごときが教えて親が不安になりそうだし。
今度三省堂にでも行っていい本を探してくるとしましょう。