ジーコの馬鹿野郎と夜空に咆える

3-1ですよ3-1!
一点差ならまだしも二点差ってのは、でかいんですよ!しかも、後半最後の8分間に3失点なんてカモもいいとこじゃないですか!
アテネ5輪の時も確か日本はオーストラリアに負けてましたよね。それも「日本に勝つことを主目標にローテーションを組んだオーストラリア」に。今回とまったく同じじゃないですか。日本のスポーツ界は、前回の五輪から何の教訓も得てなかったようです。
予選リーグで絶対勝たねばならず、かつ、勝てる試合となれば、このオーストラリア戦を除いてありえないわけです。オーストラリア人の身体能力と現地の気候を考えれば、前半でリードしたあとの後半は、体力に劣る選手を入れ替えてディフェンス力の底上げを図らねば守りきれないのです。それを怠った挙句、失点の焦りから連携の乱れを露呈し、無様な敗戦と相成ったわけです。前半はラフとはいえプロの試合でした。後半最後の15分はアマチュアの試合でした。あれだけチンドン屋の真似事をし、軽佻浮薄の徒を動員して馬鹿騒ぎにまで盛り上げたNHK以下マスコミ各社が、これでおとなしくなってくれればありがたいです。
今大会の予選リーグの組み合わせからして、次のクロアチア戦で勝たないと予選リーグ突破は不可能で、さらに言えばブラジルと引き分け以上でないとかなり厳しくなってしまいました。やれやれ。日本はさっさとジーコを首にしてヒディングでも何でもいいから、しっかりと作戦を立てて実行に移せる名将を戴かねばなりませんね。日本が何かに負けるときっていうのは、決まって指揮官が無能な場合と思われるのですが、どうでしょう?
将を選ぶのもまた人の上に立つお偉方なのですから、要は日本は慢性的にお偉方が不足しているのだと、最近思います。優秀な選良を育て、各界に送り出さねば、スポーツだけでなく日本全体がこのような失敗を繰り返し続けるのではないでしょうか。*1

*1:ちょっと大げさすぎたかな