予行

ゲネプロとも言います。本番(7月2日)にやる予定のオペラを全幕通してやってみたのです。
多摩の片田舎……もとい、多摩にある某文化会館のリハーサル室で。
課題は序盤のタイミングですかね。私がやるオペラはオッフェンバックホフマン物語という3時間近い演目なのですが、プロローグのあたりはまだ体に硬さが残っているせいもあって入りに失敗しっぱなし。ビデオカメラが一部始終を収めているので、多分あとから見てみるとバックコーラスの中に一人動きが怪しい人がいると思われます。
中盤からはそれでも練習したかいあってか、タイミングで間違えることは(あまり)ありませんでした。一小節だけとかの短いパートは監督ごめんなさいといわざるを得ません。さらに音程を考えるとかなり不安が残りますが、本番までにはモノにして見せますから*1
ホフマン物語はプロローグとエピローグの間に三つの作中作がある構成。主人公のホフマンが酒場で過去の恋人3人を回想するという趣向です。
各話のヒロインがそれぞれ独特の味を出していて、結構面白いです。てか、現代の小説家がパクって多少のアレンジを聞かせればきっと通用します。一発でバレますけど。
あらすじはウィキペディアとかで調べてみたほうがわかりやすいと思いますが、一応ここで私なりに極めていい加減で大雑把な内容紹介を……しようと思ったものの、な〜んか膨大かつ無意味でオペラを冒涜したような文章になったので途中でやめました。思わせぶりなことを言えば、私自身の尊厳を一部失う可能性がある文面になりました。
話は変わります。今日の練習を通じて感じたこと。私は練習が足りていない。このままではお遊戯になってしまう。それを避けるためにも、更なる練習を積まねば……
P.S. 私にその場で演出を指導してくれたTさんへ。日ごろ練習に出ないせいでワルツを踊れない私に、別の役回りをくださってありがとうございます。

*1:安請け合いは命取りかな?