変な過去形

普段家に誰もいないので、よく宅配便の不在連絡票が郵便受け入っています。
で、たいてい真っ先に帰宅して鍵っ子をやっている私が再配達をお願いするのです。
最近は機械化が進んでいるせいかめったにオペレータと話すこともなくなりましたが、システム的な欠陥なのか、頼んだはずの再配達が指定の時間にやってこない。仕方がないので、オペレータに電話をするハメになったわけですよ。昔はそんなことはなかったと思うのですが、近頃のオペレータはみんな最後に自分の名前を名乗っているんですね。なんでかは知らないけれど。
と、こ、ろ、が。
私の応対に当たったオペレータは名乗り方が変だったのです。
「20時の再配達、承りました。○川でございました」
なんか変ですよねぇ。旧姓を名乗ってるわけでもなし、なんだって自分の苗字が過去形になるんだろう?
「(私は)○川でございました」
じゃ絶対におかしいし
「(あなたと話していたのは)○川でございました」
もやっぱり変。「私と話していたのは誰だったの?」「ちょっと調べてみますね……分かりました。○川でございました」という流れだったら多少は自然かもしれませんが。