第三夜、かくて大英帝国は守られた

テロリスト21人(詳しい人数は忘れた)を一網打尽、9機の飛行機を大西洋上で爆破する計画は未然に防がれましたなんてニュースを聞くと、それなんてトムクランシーとか言いたくなります。
冗談ではなく。
事件から一夜明けた今日もBBCはこの話題で持ちきりです。空港は昨日ほどの混乱はおきていないようですが、今朝すでに6便が欠航しましたとかいうニュースを聞くと、ちょっと緊張しますね。ちなみに、学校の掲示板に機内への手荷物持込についての注意事項が張られていました。容器はメガネケースにいたるまで持ち込み禁止、ノートパソコンも持ち込み禁止だそうです。そこまで徹底するかなって気もしますが、液体爆弾のメリットは容器の形を問わないことだから、仕方ないのでしょう。
意外や意外、中東出身っぽい学生さんたちはあまり緊張している感じはありませんでした。コルチェスター自体が地方都市なのでそれほど事件の影響を受けていないということもあるのでしょう。夕べは学校主催のディスコがあったのですが、そこではむしろアラブな音楽がいっぱいかかっていました。無論、ヨーロッパ系のダンスミュージックもいっぱいかかっていましたが。
学校主催のディスコって、早い話が学校の食堂にDJと機材を運び込んでみんなで踊りまくったってことです。盛況でしたよ。やっぱり中東以西の人たちは体つきがいいから、踊ると華がありますね。その隣で東洋人が踊ると、なぜか盆踊りかドジョウすくいの変則バージョンになってしまいます。*1
いろいろ新しい人と知り合えましたし。ロシアの女の子とかタイの男の子とか。
明日はいよいよカンタベリー。バスのたびになるそうです。

*1:大げさな表現です。実際にはみんな楽しく上手に踊っていました。ただし、同じ踊り方だと、ヨーロッパや中東の学生のほうがきれいなのは本当です。