第六夜、深夜のドライブ!ただしPS2で!

昨夜は、普段PS2を占有している次男さんがお泊りだったので、末っ子さんがPS2を独占しておりました。彼女がやりたかったのは、なんとかいうレーシングゲームで、架空の街中でデッドヒートをするというものでした。
以下、名無しに代わりまして某VIP風に実況致します。
かごの中からコントローラとメモリーカードを取り出してPS2にセット。2コンを私によこします。
ξ゚⊿゚)ξ「あなたはこれを使うの」
といって、新規ゲームを開始。迷わずシングルプレイを選択。あの〜、2コンの意味は一体……
このゲームの趣旨は、プレイヤーが各種のレースを勝ち抜いて賞金を獲得し、賞金でマシンをチューンアップしてさらにレースを続けるというもののようでした。したがって、最初のころはヘボい車体しか使えないのですが、プレイヤーが根負けしないために、最初だけ強い機体を使わせてくれる。で、余裕勝ちしていい気になっていると「じゃ、この車は返してね」といって車を取り上げられてしまうわけです。そこから先はヘボい車しかつかえなくなる。
ξ゚⊿゚)ξ「なんで!?何でこんなのしか使えないのよ!?」
末っ子さんは不満のようです。
ξ゚⊿゚)ξ「ま、いいわ。この車体を私なりにかわいくデコレートしてあげる」
いあ、ほとんど金を持ってない今の段階では、みてくれよりもマシンに予算を割くべきでは。さりげなくフォローしてみます。
( ^ω^)「ここら辺のパーツにはみんなロックがかかってるお。ちゃんとレースを勝ち抜いて賞金をゲットし、ロックを解除しないとダメなんだお」
ξ゚⊿゚)ξ「いいの。今買えるのだけででもデコレートするの」
とはいっても、予算もパーツも限られてる現状では
ξ゚⊿゚)ξ「なんで!?何であれもこれも買えないのよ!?仕方ないわねぇ。レースしてやるんだからっ!」
てなわけになって。でもチューンアップに使う金さえない現状ではマシンはとことん弱っちいわけでして。単純に直線コースを一気に走ってもうまいこと勝てません。ちなみに、このゲームでは直線コースはマニュアル運転、周回コースは上級になるまでオートマという仕様でした。ですからギアチェンジのタイミングも分からず、スタート前の空ぶかしも知らなかった彼女*1にとっては直線レースはなおのこときつかったのかもしれませんけど。
あまりそのあたりを深く考えずに「アクセルボタンを押し続けていればいつかは勝てる」思考の彼女は負けが込むにつれて、
ξ゚⊿゚)ξ「きぃっ!何で勝てないのよ!」
が増えるわけです。賞金も得られないので改造も出来ず、勝てないので鬱憤も晴らせない彼女は、目の前のレースは放棄して、不機嫌にテストコースで練習することにしました。一通り練習するのですが、思うようにタイムが伸びません。
ξ゚⊿゚)ξ「あなた、やってみなさい」
あ、やらせてくれるんだ。とはいえ、マニュアル運転はゲームでもリアルでも半年近くやっていなかった身。最初の数回は末っ子さんのタイムを出せません。末っ子さんはそれだけでもだいぶご機嫌。まあ、それでもゲームに関しては私のほうに一日の長があります。レースゲームは久しくやっていなかったのでついついカーブで減速し、パワードリフトのやり方を間違えてしまいましたが、数回でそれを思い出し、ついに末っ子さんの記録を更新。
ξ゚⊿゚)ξ「何でそんなに速くなるのよ!」
( ^ω^)「スタート前に空ぶかしをするとスタートダッシュができるんだお。あと、タコメーターが7千と8千の間でギアをあげると効率が良いみたいだお」
ξ゚⊿゚)ξ「……あなたのTipsは正しいようね。いいわ。あたしはもう寝る時間だから、あなたもうしばらく遊んで賞金を獲得して」
というわけで、深夜ドライブを一時間ほどやったのです。
ある程度賞金を稼いだのでセーブするとしましょう。
メモリーカードが挿入されていません』
( ^ω^)「え?!」
接触不良ですかね。一応さしなおしてみます。
メモリーカードを認識できません』
( #^ω^)「ピキピキ」
骨折り損のくたびれもうけですか。
ここだけまじめな日記
夏休みのど真ん中に終戦記念日があるせいで、よく海外で8月15日を迎えるのですが、毎年大騒ぎになるのは火元周辺だけのようです。オーストラリアでさえ何か大規模な記念行事があったわけではありませんでした。いわんや戦争の相手がもっぱらドイツで、インド戦線が"Forgotten World"なんて名前で紹介されているイギリスにおいてをや。
というわけで、どこの誰がどこへ参拝して、それを批判した誰かの家や事務所が火をつけられたとか言う記事を日本のニュースで読んでも何の実感もわきません。むしろ「そうやっていつまでも戦争の呪縛から逃れられないのはいかがなものか」とか感じてしまうのですが、そんな私は不謹慎でしょうか?

*1:私も知らなかったけどな!