新歓合唱祭

とりあえず馬脚はバレバレに出ていたのだろうけれど、他の合唱団とまったく違う方向性の歌を歌ったかいあってか、それなりの人数をアフターまで誘うことに成功しました。うち一名は知り合いだったりしたのですが、なんにせよ人が来てくれたことに感謝せねばなりません。
カルメン闘牛士といえば、オペラを聴いたこともないような人にも広く浸透した有名曲ですし、仮面舞踏会の1幕フィナーレはヴェルディ作曲ですから、有無を言わせない迫力と説得力があります。
もちろん、実は合唱団じゃない人もまぎれていたりとか、日本語じゃないから何を言ってるんだかまったく分からないといったわかる人にはモロバレな痛いところがあるにはあるのですが、それはさておき仲間を増やすことは大切です。団員の数が年を追ってしりすぼまりになっていったら、学生団体の看板を下ろすか滅びの音を奏でるかの選択になってしまいますしね。それにしても、男手の不足が深刻だな〜。
大道具とかで力仕事をする場合は、どうあがいても男性のウェイトが大きくなっちゃいますから、オペラをやる団体としてはちょっとした死活問題。大道具や小道具を量販店で買えるものの改造で賄うという手段もありますが、せっかく技術を蓄積して後輩へ伝えてきたのだから、手作りを作り続けたいものです。こういうものが一度でも途絶えるとサルベージに時間がかかります。
確かに昔に比べれば団員の数が増えて充実した編成なのでしょうけれど、ある分野の人数が少なくてそこに負担がかかりポッキリ、という悪夢はぜひとも避けたい。そうすると、メンバーにある程度余裕が欲しくなります。贅沢な望み、かな。