ウェルカムパーティ

IAESTEの研修生として、日本に来た人たちの歓迎会があった。
うちの研究室も一人受け入れているので、これ幸いと研究室総出でただ飯食い。
研修生だけでなく、先日アメリカの教師さんたちが来たときにお相手していた学生さんたちもおり、なかなかにぎやかで楽しかった。
中にはIAESTEの偉い人もいて、今年は不況の影響で大変だと嘆いておられた。なんでも経済情勢の悪化から、国内の受け入れ企業の3割が協定を撤回してしまったらしい。実際、私もスイスに行く予定が流れ流れてボスニアになってしまった。世界同時不況、恐るべし。
先週あたりからボスニアに行くとはしゃいでいる私も、いくら国際インターンシップだからといって、もっといい場所にいければと内心思っていたのだけれど、偉い人の話を聞くにつれ行く場所があるだけでも幸いかもしれないと思うようになった。なにしろ30人以上の学生が、一度は「今年の夏は日本!」という知らせを受け取っていたにもかかわらず、どこか別の国へ、あるいはどこにも行けすらしない運命をたどっているのだから。