給料が4倍

週末にチェコからIAESTEの学生たちが遊びに来た話はおいおい書くとして。
今日は給料が4倍になった話を。


実は、未だに給料が支払われておりません、って話は以前にもしました。
公務員ですら遅配なあり様で、この国は大丈夫なのでしょうかというのは、他人ごとながら心配です。
ボスニアの学生たちもチェコ人の学生たちも、自国に来る研修生たちの世話をしているので、たまたま研修生たちの給料に話が及んだときのこと。
ボスニアの学生が「うちの国の研修生たちは一律X円よ。正社員の平均と同じだわ」というのですが、どう見ても私の給料より4倍くらい高い数字。
そのことを伝えると「それ、週あたりの金額だよ」「それじゃぁ生活できないじゃないか。安すぎると思わなかったの?」「きっとお酒飲みながらオファー書類書いたから間違えたのねー」等々。
・・・言えない。
「生活費(家賃他全部込み)が日本の5分の1以下、下手すれば10分の1に迫る程度なので、持ち出しでもいいかと思った」
なんて口が裂けても言えない。
世界的な経済情勢の悪化の中、私のところに回ってくるまで誰もこのオファーに注目しなかった理由もわかりました。
というわけで給料が4倍になりました。
あと2週間で正社員の2カ月分の給与を使い切るあてがないです。っていうか支払われてすらいません。