850円

たまには場所を変えてみるべいということで、今週の買出しは西友でした。
しばらく見ぬ間に模様変えがあったらしく、商品の配置から品揃えまで別物になっていました。
気になったのは、巷で噂の850円の激安ジーパン。リーバイスなどを赤字に追い込む怒涛の勢いは、なるほどという感じでした。850円を父が試しに買うと言ったのですが、一抹の不安を感じた私は隣の1470円の奴にしました。
850円のものよりも1470円の方が色合いなどにバリエーションがありますが、いずれにせよ綿の厚みが足りないのかやや生地が柔らかく、850円のやつは染料も違うのか、やや青みが強い感じがしました。なんというか、ボールペンのインクみたいな色です。
時間が無かったので、歌劇団の練習には普段のジーパンで行ってきましたが、帰宅して試着。
ちなみに、父は買ってすぐ履いたそうですが「履いて一時間で生地が伸びた」そうです。始めはきつくとも、ワンサイズ小さいものを買わないと、すぐ伸び切って緩くなってしまうそうです。
私も恐る恐るはいてみましたが、なんとなく太股周りがきつく感じられる割には、ところどころ布が緩く、一方で肌触りがちょっと気持ち悪いです。これ、洗濯するとものすごく色落ちするんじゃないでしょうか。
思うに、今期こそリーバイスは赤字だそうですが、しばらくすれば客が戻ってくるんじゃないかという気がします。
ちなみに、1470円は中国製、850円はバングラデシュ製です。物の本によれば、両者の原材料はほとんど同じらしく、価格差は人件費だそうです。より安い生産地を求めて、私たちの日用品の工場はとうとうインド洋まで出てしまったようです。やあ、びっくりびっくり。