ふきすさぶるは

今日は暖かでした。なにしろ、ゲレンデのふもとの方では気温が氷点下を上回ってしまっており、雪が融け始めています。さらに、降っているのは・・・雨?ガスが酷くて山の上の方は視界不良だし、何かコンディションとしては春スキーの様相でした。
夕方にはふぶいてきました。気温も下がってきたためにゲレンデもアイスバーン気味にって、どこの本土のスキー場ですか。
ニセコですからね、ここ。北海道なのに、これはちょっと悲しい。
というわけで、今日はスキーのレッスンを受けることに。


「上半身倒しすぎじゃないですか?」
ギクッ・・・
「ターンするときに力で回そうとしてるでしょ」
ギクッ・・・
「体が残されてるのを飛びあがって直してますね」
ギクッ・・・
「最近のスキー板は、力を入れなくても回りますからね。その滑り方は昔のやり方です」
グサッ・・・
いやぁ、勉強になるなぁ。カービングスキーが出回る前から滑ってるから、なじんだフォームが昔のままなんですね。たしかに、最近の板は体重移動だけでくるくるよく回ります。むしろ、力押しにすると余計な負荷が体にかかって疲労が早くなります。


そういえば、かつて、ニセコには日航とプリンスのホテルがありました。今ではどちらも撤退し、残った建物には、ヒルトンを始めとして別の会社が入っています。インストラクターの先生によれば、外国人からの客が増えたそうです。捨てる神あらばなんとやら。実際、スキー場はお客が十分な数が来て賑わっています。