レベル7

原子力関連の事故の尺度は、後から原子力事故の一覧をヤバイ順にソートする時くらいにしか使えないので、まぁどうでもいいです。現に福島の原子炉で起きていることが変わるわけでも、改めて何か対策をする必要があるわけでもありません。
ちなみに、評価の基準はこんな感じらしいです。
「機材がぶっ壊れた」→レベル1〜3
「関係者が被曝した」→レベル2〜4
「原子炉がぶっ壊れた」→レベル4〜7
「ご近所にお漏らし」→レベル3〜5
「漏らしすぎてご近所が大迷惑」→レベル5〜7


レベル7にした根拠の一つが「放射性物質ヨウ素131換算で63万テラベクレル放出」だそうですが、これは計算すると大体140グラム*1くらいのヨウ素が出てきた計算になるようです。先月の早野教授の宿題で出てきた微分方程式から逆算すればよいので式は省きますが、直感的には高々100グラムでこれだけ大騒ぎになるのですから、いかに放射性物質が慎重に取り扱わねばならないものかということです。
というわけで、現場の方々に感謝しつつ、私は日々を過ごしております。

*1:グラム、である。キログラムでもミリグラムでもなく、グラム。