さっぱり

研究がさっぱり進まず、考えもさっぱり思い浮かばないので、散髪してきました。さっぱり。
このように本来進めるべきところが捗らないということは、とりもなおさず書類仕事とかの脇道が捗ることを意味しているわけで、今週末はボスの上の大ボスが取ってきた予算のおこぼれにあずかる企画(若手研究者育成プログラムという)に、ものは試しで申請書を送ってみたりもしました。つまるところ風呂敷ばかりが広がっていくわけで、きちんとたためるのか、今から不安です。
もちろん、申請書が通るとは限りませんが、申請書を書くということは、自分がこの先どのように研究を進めるのかを考えるということですから、自分があと2年と10ヶ月で何をやりたいかを考えるという作業になるのです。さて、期間内に自分がたどり着きたいところまでたどり着けるかしらんと思うとやっぱり不安になります。
ちなみに、私がやっているのは、コンピュータにものの立体的な形を認識させるという話です。ただし、可視光(写真)でやると競争相手が多いので、電波を使うことでうまいこと棲み分けをしようという目論見。個人的には、人間が目で見て分かる世界にはあまり興味が無いので、電波を使って、という縛りは結構お気に入りだったりします。残念ながら、うちの学科で電波を扱ってる研究室は少ないのですが*1

*1:光は非常に多い、というか、うちの大学は光のメッカ。