業界の大御所に殴りこみ

幸いにして時差ボケで大根坊ということもなく、無事にやってまいりましたNASA/カリフォルニア工科大学ジェット推進研究所(JPL)。わざわざパサデナに宿をとったのも、もとはと言えばここに行くため。決して老婆に会うためではありません。宿はコロラド通り沿いですけど*1
JPLでは最先端の宇宙開発関係の研究を見ることができます。「ジェット」と書かれていますが、宇宙関係なら何でもやってます。私の専攻するリモートセンシング関係も然り。というかむしろ大御所がいたりします。
ひとまず、目的地である大御所先生の研究室に案内され、研究室のほかの方々もふくめ、7人くらいの前で自分の研究を紹介しました。いろいろ甘いところを突っ込まれたりして痛かったのですが、さすがにこの分野の大物というだけあって理解も早く、プレゼンに出席されたほかの研究者の方々も鋭い質問が多く、たじたじでした。まだまだ修行が足らぬのう。
昼食をご一緒させてもらった後、解放されたので、解放されついでにハリウッドにまで遊びに行きました。着いたのは夕方だったので、見学ツアーその他もろもろには行けませんでしたが、にぎやかな雰囲気だけは楽しめました。

それにしても、ハリウッドの看板は思ったより小さい。いくら時間が遅いからといって、何もしないのも悲しいので、とりあえずやっていたマダムタッソーの蝋人形館でオバマ大統領とツーショット。ちなみに、某Lady Gagaの蝋人形もあります。自分と同い年が蝋人形になってると思うとぞっとしません。
そのあと、夜までやっている施設ということで、展望台までちょっと山道を登りました。
一時間くらい。
登り始めてから気づいたのですが、JPLからの帰りに直行したために、スーツに革靴で一時間の登りは結構大変。でも、登った先には天文台があり、ロサンゼルスを一望できました。満足満足。

こうしてみると、中心部には摩天楼がそびえていても、周囲は戸建てなんですね。土地が有り余ってるお国はうらやましい。
山の往復でエネルギーを使い果たしたので、夕食は老舗のステーキ屋へ。肉がフォークの横幅よりも分厚いぞ。ところで、付け合わせにキャベツの千切りと茹でたインゲンが出てきたのですが、この茹でたインゲンが大変にまずい。この国は生野菜とか果物は美味しいのに、どうして料理した瞬間にまずくなってしまうのでしょうかね。ジャガイモすらゆで加減にむらがあります。圧倒的にデブが多いので、腹が満ちる方が優先度が高いのかなぁ(酷)あ、でも肉は美味しいです。

*1:と、ここまでは誰に通じるのかわからない The Little Old Lady from Pasadena のネタ