登山とパーティと

せっかくの日曜なので、何か日帰りで観光しようと思って地図を広げたところ、郊外に手ごろで眺めの良い山があるということで、行ってくることにしました。グラウス山といいます。夕方には学会のレセプションパーティがあるので、日帰りといっても夜までかかる旅はできませんし、半日の旅程です。
シーバスで湾を渡り、バスで一本、目的地に着きます。山頂まではロープウェーが出ており、往復で44ドル。登山道も整備されており、標高差850メートルを観光客がえっちらおっちら登っています。登山道のコースタイムとしては90分が設定されていますが、私は70分くらいで登りました。ジョギング感覚で30分くらいで登ってしまう猛者もいるとか。
山頂には風車が建っており、私が行った時には止まっていましたが、展望台も併設されており、眺めも大変よろしいです。

山頂の公園にはほかにも、グリズリーの檻があったり、野鳥観測ツアーが開かれていたりして一日いても楽しそうでした。樵ショーなんてのもあって、開拓時代の樵たちがどのように男っぷりを競ったのかコメディタッチで紹介しています。

木に登って梢を切る競走とか、斧投げの競技とか、互いにせこい邪魔をしあいながらの面白いショーでした。
山を下ってバンクーバー本土に戻り、そのままレセプションパーティに出席。ジーパンにワイシャツで服装としては大丈夫かしらとおもったら、幸いにして理系の業界だったためか、半分以上がジーパンにワイシャツでした。よもや私が山に登ってきたばかりだとは誰も気づくまい。
カナダのビールはカラメル臭*1のする美味しいビールでした。

*1:醤油臭い、ともいう。