東京へ帰……れるよね?

今日は午前中は研究会の最後のセッション、午後は熊本市で時間調整ののち東京へ帰ります。
朝起きると窓の外は大雨。かなり激しく降っており、同行していたインドネシアの留学生が傘を持ってきそびれたということで、買いに行った方がいいかしらと心配になりました。
天気予報では午後から天候は回復に向かうとなっており、研究会が終了するころには雨脚も落ち着いてきたので、熊本市内に着いてから考えようということになりました。
そして、幸いなことに熊本の市内に着いた頃には雨が上がり、傘を買わずに市内を見学できるようになりました。
熊本市は、鉄道の駅が市の中心部から離れている一方、バスターミナルが熊本城のすぐ目の前にあるため、バス移動が便利でした。


熊本城は加藤清正が建てた城で、西南戦争で多くを焼失したものの後世に再建され大変格好いいです。天守閣などは上のようにアップで撮るだけでなく、城の下の方から幾重にも石垣に囲まれてそびえる様子が、格好いい。カメラだとよく撮れませんが。

まさに近世の風雲たけし城!(台無し)


インドネシアからの留学生が、神社にも行ってみたいというので、足を延ばして藤崎天満宮にも行ってきました。お手水の使い方とか二礼二拍手一礼とかいろいろ教えておみくじも引かせてみました。何と書いてあるのか教えてあげたり、今回彼が引いたのは大吉でしたが凶が出たらどうしたらよいのかとか、話していて楽しかったです。
藤崎天満宮は熊本城ほど観光地化している感じがしなかったので、雰囲気が良かったです。


最終便で東京へ帰ることになったのですが、大雨で羽田空港が閉鎖になったとかで、飛行機が遅れていました。この日は伊丹空港で警官が保安検査場を通り抜けたか抜けないかとかで日航も遅れており、いろいろ災難な感じでした。

「お客様にご案内いたします。当機は羽田空港悪天候のため、出発を見合わせております」
『ブーブー!』
「じゃ、飛びます」
『ぎょえー!』

……というようなことは起きませんでしたが、東京への最終便だったので乗り継ぎが大変だった乗客もいたのではないでしょうか。低気圧の方へ向かって飛ぶだけあって、フライト中は機内サービスでコーヒーを注文するのが躊躇われる程度には揺れました。紙コップに蓋が付いていたので結局注文してしまいました。
無事に東京についてみると雨も上がり、今回の出張では一度も傘を差さずに済みました。