四日目

今日は午前中に、研究室の半年後輩の人が発表しました。若干時間オーバー気味でしたが、好評のようでよかったです。
ところで、発表者が来られないので代理の人を立てて発表してもらい、質問はメールで!という形式の発表をたまに見るのですが、何とかならないのでしょうか。特に、研究に関係ない、たまたま出席している知り合いに発表させる場合なんかは最悪で、発表者自身が内容をよく理解しておらず、何を言いたいのだか聞いていてもよく分からないのです。せめて共同研究者の片方が学会に来ておらず、その人が担当した部分についてはわからない、とかなら良いのですが、全然わかっていない人のよく分からない説明を聞いて質問はメールでお願いしますと言われても、私は何のためにこの場にいるのかしらと思うばかりです。
せっかく発表の後に質問の時間も設けられているのだから、質疑応答に耐えられる人が発表してくれないかなぁ。
今回の学会で一番ひどかったのは発表者が病欠して代理の人にもちゃんとしたスライドが届いておらず、2枚のスライドを見せてお茶を濁そうとしたやつで、ビザの関係で出席者が限られるとはいえ見苦しいにもほどがあるんじゃないかと感じました。
学会に出席して発表することで初めて成果としてカウントされるので、研究者としては欠席扱いになるまいと必死なわけです。とはいえ、成績を気にするあまりに学会の価値を損なうのは感心しません。何か良いガイドラインができるとよいですね。
夕飯はバンケット、パーティです。

ホールを借り切っておいしい食事をいただきました。これは出席した人だけが楽しめる学会の醍醐味です。
私の座ったテーブルから、学生論文コンペの準優勝者が出ました。去年、私の座ったテーブルから優勝者が出たので、来年は3位入賞者が出ることでしょう。残念ながら来年は学生じゃないので、私ではないことだけは確実です。そもそも出席できるかも不明ですが会場はカナダのケベックなので、行けるならぜひ行きたいなぁ。