台湾(3)

あさ、宿の前で爆竹が鳴っており、何かと思ったら結婚式でした。新郎新婦を乗せたリムジンが、爆竹の鳴る出入り口を通り抜けて行きます。お祝い事で爆竹を鳴らすのは中国らしいですね。
今日は午前中に台北101へ行きました。世界でも十指に入る台湾で一番高い建物なだけあって、大変眺めがよかったです。

ただし、天気が悪かったので遠くまでは見えませんでした。残念。数キロしか離れていない台北松山空港すらよく見えません。
気を取り直して、台北駅から電車に乗ります……


アレ?!機関車が客車を引いてる!電車かと思ったら列車でした。急行の莒光号(きょこうごう)は電車ではなく客車列車のようです。特急の自強号は電車なのに……

駅弁を買って食べました。煮た鶏肉とゆで卵の親子飯に湯葉が付いていました。野菜があまり入っておらず、もう少し彩りが欲しいと思いました。あるいは、カレーみたいにもう少し色を濃くするか。


行った先は仇分(きゅうふん)という町。なんでも千と千尋の神隠しで出てくる温泉街のモデルにした街だとかで、たしかに赤い提灯が連なる商店街です。雨なので見通しが悪かったです。



元々は鉱山の町として栄えたのだそう。今では観光客が山のように来ています。




夕食は、商店街で気になったコレ。

……気になりますよね。


私は気になりました。



というわけで、頼んでみました。





待つこと数分……








正解は、写真左の鳥の肝臓を使ったスープでした。右は牡蠣の入ったオムレツ。
なぜ下水って名前になっちゃったんでしょう……
味はシャンツァイを薬味にした、レバーの味が強いだけのスープなので、下水臭いということもなかったです。