最終日

今日、3月31日をもって、住み慣れた研究室を後にします。いつかは来るこの日ですが、長くいた分だけ名残惜しいものがあります。私がいなくなった後の研究室がどうなるのか、期待と不安が両方ありますが、きっと後輩たちは優秀なのでしっかり盛り立ててくれることでしょう。
研究室の私物を整理してみると、意外と不要な書類などの紙ごみが多いのに気づきます。研究で買うかもと思ってとっておいたまま忘れられていたカタログとか、お知らせの紙とか、いろいろ出てきて思い出深いです。紙袋いっぱいになった反故紙を集積場まで捨てに行きました。集積場で思い出したのですが、同じ学科を数年前に退職された特任教授の先生も、台車いっぱいの不要な紙を捨てに来ていたのでした。古くなった論文の別刷りや、捨てそびれた学会誌のバックナンバーなど、その時はたくさんあるのを一人で捨てていました。私も今は紙袋いっぱいですが、いずれは台車いっぱいの紙を捨てるようになるのでしょうか。
さて、明日から新天地。