イタリア出張記(8)

今日はバンケットでした。つまり、パーティです。レオナルド・ダ・ヴィンチ博物館を夕方借り切ってのパーティです。ダ・ヴィンチの残されたメモ帳から、どのような装置を彼が考えていたのかを再現した模型などが並べられていました。

解説がいちいち「現代でいうショベルカーに相当する〜」といった、説明がついていて、確かにそのように見えるのですが、一方で当時の技術では複雑すぎて動かしづらかったろうなとも思います。歯車とかも木で作る前提なので、重いものを運ぶには強度が足りず、太くて大がかりな取り扱いの難しいものになりそうでした。

バンケットの終わりは、イタリア名物(?)オペラ歌手による歌謡ショーでした。有名な曲を何曲も歌ってくれたのですが、プロの歌い方は力の入れ方に無駄がなく、滑らかでそれでいて力強い声でした。